専門外来

装具外来について

脳卒中、その他神経難病、末梢神経麻痺、関節リウマチ、整形疾患などによる運動麻痺や筋力低下、関節拘縮のような障害に対して、日常生活での不自由さや痛み、変形の進行を防ぐために、患者さんに適切な装具を提供できるようにしています。
患者様がより健康で快適な毎日を過ごすために、医師、義肢装具士、理学療法士、患者様本人が一体となって取り組む外来です。
当院では、医師の指導のもと、主に義肢装具士がそれぞれの患者様の身体に合うとされる装具を作成していきます。

装具には、失われた身体機能を補う義手・義足のほか、インソールやコルセット、サポーターなど患部にかかる負担を軽減させるためのもの、各部位の補強や矯正等、治療的要素が含まれているものなど、用途や種類は様々あります。
当院では、装具外来では医師の診断のもと、ひとりひとりの患者様の身体に合うとされる装具を製作しています。

外来医師担当表

  診療受付時間
午前 9:00~11:30     奥野   寺田  
午後 13:00~16:00            

※予約枠 午前 9:30 ~ 11:00 午後 13:00 ~ 15:00

痙縮治療外来について

ボトックス(ボツリヌス)療法とは、ボツリヌス菌が産生する天然のタンパク質「ボツリヌストキシン」を主原料とした薬を筋肉内に注射する治療方法です。末梢の神経筋接合部における神経筋伝達を阻害することにより筋弛緩作用を示し、局所的な療法と異なり、全身性で持続性のあるITB(バクロフェン髄注療法)も治療経験があり対応可能です。手足が、動かしやすくなる等の効果が期待されます。

乳児の股関節二次健診

かつて「先天性股関節脱臼」と呼ばれた病気は、予防啓発など先人の努力、そして今日では全国の小児科医による乳児検診実施により1970年代以前と比し10分の1以下と激減してきました。最近では病気の原因より「発育性臼蓋形成不全」と呼ばれるようになり、日常診療で遭遇することが少なくなってきた為、歩行開始後まで診断が遅延するようになってきました。小児科医による一次健診の精度向上と当院のような整形外科による二次健診で早期発見、早期治療を行います。適切な乳児の発育支援・相談を行い治療が必要になった場合は適切な三次機関をご紹介いたします。

スポーツ頭頸部外傷外来

ボクシングやその他のコンタクトスポーツ選手を対象に安心してスポーツに打ち込めるかなど専門医があなたの疑問に検査結果をもとにお答えいたします。また、アスリート引退後の方もこれまでの激しい衝撃によって起こる認知症のリスクなど、現在の脳の状態を知って、自分と向き合う最良の方法です。

© Sakurabashi Watanabe Rehabilitation Hospital.