先輩インタビュー

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インタビュー

看護部/中途入職1年目

この仕事に就こうと思ったきっかけは?

私が幼少期だった頃、祖父が入院していました。人工呼吸器に繋がれた祖父は、普段見慣れていた姿とは違い、いくつものチューブが繋がれ、顔色も表情も別人のようでした。不安と恐怖でいっぱいで祖父に近づけなかった私に、その時の看護師さんが優しく声を掛けてくれました。その声かけで少し落ち着くことができ、祖父に話しかけることができました。
その看護師さんは、入院している患者だけでなく、家族である私の不安や恐怖を瞬時に汲み取り、優しく声を掛けてくれました。そのおかげで少しでも安心することができました。この経験から、私も患者さんとご家族の些細な表情や言動、日常の変化に気づき、寄り添える看護師になりたいと思うようになりました。これが私がこの仕事に就きたいと思ったきっかけです。

なぜこの病院を選んだのか?

開院に際して声をかけていただいたのがきっかけです。初めての開院作業だったので、不安と楽しみがありました。多職種の皆さんとミーティングを重ね、一緒に一つずつ形にしていく過程で、自分らしい看護ができるのではないかと思い、当院を選びました。
リハビリ病院では、多くの疾患を学ぶことができ、同じ疾患でも患者さんの希望する生活に応じて、全く異なるリハビリプランや退院支援が求められます。患者さんと24時間関わりながら、入院中に抱えるさまざまな思いを一緒に感じ取り、寄り添う自分らしい看護を提供したいと思いました。
また、この病院では始業時間が今までの職場と比べてゆっくりであるため、朝の時間を有意義に使うことができ、心にゆとりが持てるのも大きなメリットだと思います。

働き始めて感じたことは?

スタッフの経験年数に関わらず意見を出しやすく、相談しやすい職場環境だと感じました。開院したばかりで、物品の位置やカルテの操作に不慣れなため、活発な声かけが行われています。他の職場と比べて、先輩・後輩問わず些細なことでも声かけしやすい環境は、患者さんのことを考える上で非常に重要だと思いました。
また、回復期リハビリテーションの経験が浅く不安でしたが、同じように未経験のスタッフも多く、話し合うことで共に学び、患者さんの看護や退院支援を実践しています。多職種間でも相談しやすく、情報共有や意見交換が行われており、患者さんに寄り添ったより良い看護を提供できるように日々努力しています。

入職を考えている方へのメッセージ

回復期リハビリテーション病棟では、多くの疾患を学ぶことができ、入院時から退院を見据えて患者さんの全体像を把握することが求められます。また、患者さんの些細な表情や言動の変化に気づき、寄り添うためには多職種や他のスタッフの力が必要です。
回復過程にある患者さんができるようになった一つ一つの動作を、患者さんと一緒に喜びを感じることができるのもこの仕事の魅力です。同じように患者さんと喜びを分かち合いながら働きませんか?
私が桜橋渡辺リハビリテーション病院で感じたように、『自分らしい看護』を大切にし、他のスタッフや多職種間で話し合いながら、患者さんのことを考えて毎日楽しく働ける日を心待ちにしています。

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