桜橋渡辺リハビリテーション病院は、循環器専門病院としての50年以上の歴史を基に、2024年から梅田の地で回復期リハビリテーションを提供します。心臓リハビリテーションを積極的に行う回復期病院として、すべての患者様の健康長寿に貢献し、QOL（生活の質）の向上を目指します。

もちろん、回復期リハビリテーション病院として、脳血管疾患や運動器疾患など、あらゆる回復期の対象疾患の患者様も積極的に受け入れていきます。循環器病対策基本法においても、「脳卒中、心臓病その他の循環器病（以下単に『循環器病』という。）が国民の疾病による死亡の原因及び国民が介護を要する状態となる原因の主要なものとなっている等、循環器病が国民の生命及び健康にとって重大な問題となっている」と記載されており、脳血管疾患と循環器疾患は切っても切り離せない関係と言えます。

心臓リハビリテーションの知見をベースとしたリスク管理や運動処方に、疾患別の専門性の高い個別リハビリテーションを組み合わせて、当院のリハビリテーション理念である患者様の退院後の生活が「不安」ではなく「楽しみ」になるようにサポートします。

桜橋渡辺病院といえば、循環器のイメージが強いと思います。当院の特色として心臓リハビリテーションがありますが、回復期リハビリテーション病院ですので、もちろんその他の回復期対象疾患の患者様へのリハビリテーションも実施します。その際にリスク管理や運動負荷量の設定において、心臓リハビリテーションの知見は役に立つと考えます。桜橋未来医療病院にて急性期の循環器疾患のリハビリテーションを学んでいただく研修も予定しております。

回復期リハビリテーション病棟においても、一部の循環器疾患が対象疾患になりましたが、全国的に見て急性期から回復期への連携が十分とは言えない状況です。今後、患者数の増加が見込まれる循環器疾患に対応できるセラピストになりましょう！